友人がFX取引に興味を持ったらしいので、俺的なFX取引の説明をしておこうと思う。
どの業者を使うか等は自己責任で判断してもらいたい(俺はSBI証券だ)。FX取引は株取引と異なり、各社個々の商品取引という扱いなので、業者ごとに手数料等が異なっている。この当たりを選定するところから、FX取引は始まっているといえるだろう。
FX取引に無知な時に謎な事柄は次の点だろう。
1.どのくらい損するのか
2.売り買いとはなにか
3.レバレッジとはなにか
4.スワップとはなにか
5.税金はどうなるのか
FX取引がどのような物か知るためには、利益と損に関して押さえておくことが重要だと思う。
ここで特に損から説明するのは、利益に関しては業者のサイトで十分語られているからで、実際に切実な問題になるのは損というリスクの側面なのに、十分に説明がされていないように思えるからだ。
どの業者を使うか等は自己責任で判断してもらいたい(俺はSBI証券だ)。FX取引は株取引と異なり、各社個々の商品取引という扱いなので、業者ごとに手数料等が異なっている。この当たりを選定するところから、FX取引は始まっているといえるだろう。
FX取引に無知な時に謎な事柄は次の点だろう。
1.どのくらい損するのか
2.売り買いとはなにか
3.レバレッジとはなにか
4.スワップとはなにか
5.税金はどうなるのか
FX取引がどのような物か知るためには、利益と損に関して押さえておくことが重要だと思う。
ここで特に損から説明するのは、利益に関しては業者のサイトで十分語られているからで、実際に切実な問題になるのは損というリスクの側面なのに、十分に説明がされていないように思えるからだ。
1.どのくらい損するのか
一般人が通常に取引するレベルでは、取引に使用している保証金が2、30%ぐらいになってしまうところが限度である。
株の信用取引と違う点は、為替は価値が上がり下がりすれど無価値にはならないので、信用取引の追証に当たるロスカットによって強制反対売買(売りの場合の買い決済、買いの場合の売り決済)が行なわれればそこで損が確定し、それ以上保証金が減る事はないのだ。
ロスカットの発動タイミングは通常、保証金が70%〜30%になった場合(業者ごとに異なる)なため、マイナスになることは通常ありえないのだ。
ただし、株式が保証金の3倍程度の取引額に対し、FXは10倍〜100倍(これも業者ごとに異なる)なため、1秒当たりの変動額が大きく、1000万円が数秒で300万円という事がありえ、その後の取引をしくじったら、数分で1000万円が消えてなくなるという事がありえるのだ。
株の場合は上場廃止によって価値が0円になる可能性があるので、信用取引をしていた場合は借金が発生する可能性がある。それに対して、FXは借金になる事はほとんどありえないが、容易に大金が0円になりえる取引と考えればよいだろう。
2.売り買いとはなにか
FX取引(米ドル円の場合)ではドルの売買を行い、反対売買で決済した後の差額が利益、損益となる。
為替取引のドルの売買単位は決まっており1万ドルである(業者によっては1万ドルより少ない量で買えるサービスがある場合もある)。2ch等で10本とか5枚とか言っているのは、この基本単位の数を言っているのだ。
本来、レートが92.00なら約92万円ぐらいの金がないと1単位分のドルを買う事ができないのだけど、保証金を担保に足りない分を借りる事で購入する事ができるようになっているのがFX取引だ。さらに、保証金を担保にする事でドルを借り売る事ができる(この時、借りると同時に売られる)。
その後、買った場合はドルが値上がったら1万ドルを売る事で差額が利益となり、売った場合は値下がったら1万ドルを買う事で差額が利益となるわけだ。
ここでポイントとなるのは、それぞれの売り買いは、我々と業者の間で金銭のやり取りが即座に発生しているのではなく、権利が発生しているだけという点である。つまり、ドルを売った場合、本当に金銭のやり取りがあるのならば円が口座に入るはずなのだが、口座に円が振り込まれるような事はない。売ったという事実のみがあるだけなので、後に反対売買、つまり買う権利があるというだけである。
従って、買った場合にドルを引き出すとか、売った場合に円を引き出すなどという事はできないのだ。
このようにFX取引の売買は、いわば借金が前提となっている。借金なので利子がどこかで生じるのだが、それは手数料、もしくは売買金額の差額に含まれている。(これも業者により異なる)
売買金額の差をスプレッドと呼ぶのだけど、常に売買には数銭の差があり、売った直後に買い戻した場合(その逆も)、必ず損が生じるようになっているのだ。この損分が業者の利潤の一部である。
通常の借金の場合、借りている間中に利子が発生するのだがFX取引ではそのような事はない。スワップポイントという、日々に加減算される金額が存在するが、これは別の要因が由来のものである。
ちなみに、FX取引ではあくまでドルの値段の上がり下がりなので、円高に移行する状態の場合、下げていると表現される。従って、2chで『爆下げ』とか『ナイアガラ』といわれている場合は急激に円高に進んでいる状態であり、買い状態だと損が出るため、『買い豚脂肪プギャー』とかの煽りが書き込まれるわけだ。(市場2: 【USD/JPY】ドル円専用スレ等)
3.レバレッジとはなにか
レバレッジとは、保証金の何倍の金額の取引が可能かどうかという事だ。
例えば購入レートが92.00の場合、1万ドルを買うためには92万円が必要になるのだけど、レバレッジが10倍の業者ならば9万2千円、レバレッジが100倍の業者ならば9千2百円で1単位購入が可能というわけだ。
FXでは売買して反対売買を行なう権利が生じている状態をポジションを立てる(持つ)というのだけど、ポジションが立った状態ではリアルタイムで差額損益が計算され、その額が保証金に加減算されるようになる。その結果、保障金額が目減りし、ロスカットと呼ばれる水準以下になった場合、即時強制反対売買されるという流れだ。
この時、レバレッジが高いとわずかなレート変化に対して保障金額の変動が大きいため、ハイレバレッジはハイリスクという事になるのだ。
上記の例で1円動いた場合、レバレッジ10ならば1万円の変動で、保証金率は90%ぐらいになるわけだが、レバレッジ100の場合は0%どころではないので、もっと早いタイミングでロスカットされ、保証金が減少しているという状態になる。
レートが92→91→92と変動した場合、レバレッジ10ならば何もなかった事になるが、レバレッジ100では保証金をほとんど失っている事になる。このためハイレバレッジはリスクが高い。
4.スワップとはなにか
売り買いした時に生じるドル、円は取引所の銀行なようなものにあづけられているため、それぞれの通貨に応じた利息が生じている。その利息は日々加減算されるようになっている。
ちょっと前まではドルの方が円より利率が高ったため、買いのポジションを持っている(ドルを保有している)と、1日あたり1ポジションにつき30円程度の利息がついていたのだが、最近のアメリカの0金利と、通貨取引のバランスがくずれているため、買いも売りも、どちらも利息が取られるという状態が発生する事もある。(取引所も必要な円、ドルはより根幹の銀行から借りる必要があるため)
従って、どういう理由で値が設定されるのかではなく、ポジションを1日持ち越す時にプラマイされる金額という事実だけを覚えておけばよいだろう。
ちょっと前までは、売買で利益を稼ぐのではなく、プラスのスワップが手に入るポジションを保持し続けてスワップを稼ぐという方法があったが、現時点ではその方法は破綻している。
5.税金はどうなるのか
FX取引は雑所得扱いである。
くりっく365というFXに似た取引だと、証券取引となって雑所得ではなくなるのだが、その当たりは各自調査願いたい。
FX取引では雑所得扱いなので、12月31日が終わる時点で20万円より多い利益が確定している場合に課税される。
一応、累進課税になっており、最大では50%ほどが税金となる。
詳しくは簡単に調べられるので各自の調査に任せるとして、ここで指標としてあげておく事は、利益の50%は使わずに残しておくという事だろう。あと、利益が20万円以下なら確定申告の必要はないが、20万を超えるようならば確定申告が必要となる。
FX取引で注意する事は、口座に入っている金額は全て保証金として扱われるという点である。
従って、100万円口座にあるときに、10万円のレバレッジ10倍でポジションを持った場合、最悪3万円(ロスカット30%時)になるだけだと勘違いしてしまうとまずい。
なんとなく、取引しているのが10万円だけなので、保証金が10万円という感覚になるのだが、実際には100万円の保証金のうち10万円を使用している状態というだけであり、保証金は常に口座全額なのだ。
従って、ロスカットまで放置すると口座の残高が3万になるという事である。7万円の損ではなく、97万円の損である。
この点に損してから気がついたのでは遅いので、ゆめゆめ忘れないようにしてもらいたい。
一般人が通常に取引するレベルでは、取引に使用している保証金が2、30%ぐらいになってしまうところが限度である。
株の信用取引と違う点は、為替は価値が上がり下がりすれど無価値にはならないので、信用取引の追証に当たるロスカットによって強制反対売買(売りの場合の買い決済、買いの場合の売り決済)が行なわれればそこで損が確定し、それ以上保証金が減る事はないのだ。
ロスカットの発動タイミングは通常、保証金が70%〜30%になった場合(業者ごとに異なる)なため、マイナスになることは通常ありえないのだ。
ただし、株式が保証金の3倍程度の取引額に対し、FXは10倍〜100倍(これも業者ごとに異なる)なため、1秒当たりの変動額が大きく、1000万円が数秒で300万円という事がありえ、その後の取引をしくじったら、数分で1000万円が消えてなくなるという事がありえるのだ。
株の場合は上場廃止によって価値が0円になる可能性があるので、信用取引をしていた場合は借金が発生する可能性がある。それに対して、FXは借金になる事はほとんどありえないが、容易に大金が0円になりえる取引と考えればよいだろう。
2.売り買いとはなにか
FX取引(米ドル円の場合)ではドルの売買を行い、反対売買で決済した後の差額が利益、損益となる。
為替取引のドルの売買単位は決まっており1万ドルである(業者によっては1万ドルより少ない量で買えるサービスがある場合もある)。2ch等で10本とか5枚とか言っているのは、この基本単位の数を言っているのだ。
本来、レートが92.00なら約92万円ぐらいの金がないと1単位分のドルを買う事ができないのだけど、保証金を担保に足りない分を借りる事で購入する事ができるようになっているのがFX取引だ。さらに、保証金を担保にする事でドルを借り売る事ができる(この時、借りると同時に売られる)。
その後、買った場合はドルが値上がったら1万ドルを売る事で差額が利益となり、売った場合は値下がったら1万ドルを買う事で差額が利益となるわけだ。
ここでポイントとなるのは、それぞれの売り買いは、我々と業者の間で金銭のやり取りが即座に発生しているのではなく、権利が発生しているだけという点である。つまり、ドルを売った場合、本当に金銭のやり取りがあるのならば円が口座に入るはずなのだが、口座に円が振り込まれるような事はない。売ったという事実のみがあるだけなので、後に反対売買、つまり買う権利があるというだけである。
従って、買った場合にドルを引き出すとか、売った場合に円を引き出すなどという事はできないのだ。
このようにFX取引の売買は、いわば借金が前提となっている。借金なので利子がどこかで生じるのだが、それは手数料、もしくは売買金額の差額に含まれている。(これも業者により異なる)
売買金額の差をスプレッドと呼ぶのだけど、常に売買には数銭の差があり、売った直後に買い戻した場合(その逆も)、必ず損が生じるようになっているのだ。この損分が業者の利潤の一部である。
通常の借金の場合、借りている間中に利子が発生するのだがFX取引ではそのような事はない。スワップポイントという、日々に加減算される金額が存在するが、これは別の要因が由来のものである。
ちなみに、FX取引ではあくまでドルの値段の上がり下がりなので、円高に移行する状態の場合、下げていると表現される。従って、2chで『爆下げ』とか『ナイアガラ』といわれている場合は急激に円高に進んでいる状態であり、買い状態だと損が出るため、『買い豚脂肪プギャー』とかの煽りが書き込まれるわけだ。(市場2: 【USD/JPY】ドル円専用スレ等)
3.レバレッジとはなにか
レバレッジとは、保証金の何倍の金額の取引が可能かどうかという事だ。
例えば購入レートが92.00の場合、1万ドルを買うためには92万円が必要になるのだけど、レバレッジが10倍の業者ならば9万2千円、レバレッジが100倍の業者ならば9千2百円で1単位購入が可能というわけだ。
FXでは売買して反対売買を行なう権利が生じている状態をポジションを立てる(持つ)というのだけど、ポジションが立った状態ではリアルタイムで差額損益が計算され、その額が保証金に加減算されるようになる。その結果、保障金額が目減りし、ロスカットと呼ばれる水準以下になった場合、即時強制反対売買されるという流れだ。
この時、レバレッジが高いとわずかなレート変化に対して保障金額の変動が大きいため、ハイレバレッジはハイリスクという事になるのだ。
上記の例で1円動いた場合、レバレッジ10ならば1万円の変動で、保証金率は90%ぐらいになるわけだが、レバレッジ100の場合は0%どころではないので、もっと早いタイミングでロスカットされ、保証金が減少しているという状態になる。
レートが92→91→92と変動した場合、レバレッジ10ならば何もなかった事になるが、レバレッジ100では保証金をほとんど失っている事になる。このためハイレバレッジはリスクが高い。
4.スワップとはなにか
売り買いした時に生じるドル、円は取引所の銀行なようなものにあづけられているため、それぞれの通貨に応じた利息が生じている。その利息は日々加減算されるようになっている。
ちょっと前まではドルの方が円より利率が高ったため、買いのポジションを持っている(ドルを保有している)と、1日あたり1ポジションにつき30円程度の利息がついていたのだが、最近のアメリカの0金利と、通貨取引のバランスがくずれているため、買いも売りも、どちらも利息が取られるという状態が発生する事もある。(取引所も必要な円、ドルはより根幹の銀行から借りる必要があるため)
従って、どういう理由で値が設定されるのかではなく、ポジションを1日持ち越す時にプラマイされる金額という事実だけを覚えておけばよいだろう。
ちょっと前までは、売買で利益を稼ぐのではなく、プラスのスワップが手に入るポジションを保持し続けてスワップを稼ぐという方法があったが、現時点ではその方法は破綻している。
5.税金はどうなるのか
FX取引は雑所得扱いである。
くりっく365というFXに似た取引だと、証券取引となって雑所得ではなくなるのだが、その当たりは各自調査願いたい。
FX取引では雑所得扱いなので、12月31日が終わる時点で20万円より多い利益が確定している場合に課税される。
一応、累進課税になっており、最大では50%ほどが税金となる。
詳しくは簡単に調べられるので各自の調査に任せるとして、ここで指標としてあげておく事は、利益の50%は使わずに残しておくという事だろう。あと、利益が20万円以下なら確定申告の必要はないが、20万を超えるようならば確定申告が必要となる。
FX取引で注意する事は、口座に入っている金額は全て保証金として扱われるという点である。
従って、100万円口座にあるときに、10万円のレバレッジ10倍でポジションを持った場合、最悪3万円(ロスカット30%時)になるだけだと勘違いしてしまうとまずい。
なんとなく、取引しているのが10万円だけなので、保証金が10万円という感覚になるのだが、実際には100万円の保証金のうち10万円を使用している状態というだけであり、保証金は常に口座全額なのだ。
従って、ロスカットまで放置すると口座の残高が3万になるという事である。7万円の損ではなく、97万円の損である。
この点に損してから気がついたのでは遅いので、ゆめゆめ忘れないようにしてもらいたい。


